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買い物難民に…来春閉店「ながの東急ライフ」波紋 スーパー空白地帯に… 不安の声あがる 荻原健司長野市長「注視しなければ…」 

2024年9月13日 20:24
買い物難民に…来春閉店「ながの東急ライフ」波紋 スーパー空白地帯に… 不安の声あがる 荻原健司長野市長「注視しなければ…」 

長野市のスーパー、「ながの東急ライフ」が来月3月末で閉店することを受け、地域では日々の買い物が困難になる「買い物難民」になるのを心配する声も上がっています。

長野市の荻原健司市長は、13日の定例会見で今後の状況を「注視しなければならない」と語りました。

長野市 荻原健司 市長
「あそこに行けばなんでも手に入る状況でしたので、そういった意味では、利用者の皆さまには残念に思われているのではないかと思います。」

来年3月末で34年余りの歴史に幕を下ろす長野市の北長野駅前にあるながの東急ライフ。

日用雑貨から嗜好品まで44のテナントのほか、生鮮食品などの食料品も販売している総合スーパーです。

閉店の理由に、建物の老朽化などもあり営業の継続が困難と判断したことを挙げています。

近所の人は(20代男性)
「悲しいですね。モス(バーガー)行ったり、ジム行ったり、体を鍛えているので、行けなくなっちゃう。ほかの所、探さなきゃってなっちゃう」

近所の人は(30代女性)
「週に3回くらいは来てたので、歩いて行ける距離がここだったのでちょっと困りますね。」

北長野駅から半径およそ2キロの範囲には、少なくとも10店のスーパーマーケットがありますが、ながの東急ライフが閉店すると空白地帯が生まれます。

近所の人は(70代男性)
「非常に便利だったと思うんですよね、だから来年3月で閉められて、あとどういうふうな街になるのか心配です。大きなマンションができると思うんですが1階にぜひ、ショッピングセンターを作ってほしいというこれ地域の人のお願いです」

地域で心配される「買い物難民」について、荻原市長は。

荻原市長
「買い物になかなか行けない、遠くまで行かなければならないというそういう状況が今後、どういう形で現れるかはまずは注視しなければいけない」

荻原市長はまた、地域から相談があればしっかり聞き、対応できるかどうか研究したいと話しています。