首相就任後、初めての信州入りです。石破首相は17日、長野市に遊説に訪れ、大型の経済対策を訴えました。

塩澤涼記者
「午後2時すぎです。長野駅東口公園、いつもは子どもたちの声が響く憩いの場ですが、大勢の大人たちが集まっています。待っているのは？」

有権者は
「総理の演説だよ。やっぱり地方創生って言ってるからさ、どれくらい地方創生に力入れてるのか、それを聞きたいんだよ」

入場ゲートでは、聴衆の手荷物検査や金属探知機での検査を行い、SPは至る所に配置されました。

「午後2時56分です。石破総理の姿が見えました！総理に就任して初めて信州入り。長野県民を前に、どんなことを語るのでしょうか？」

石破茂首相「どこまで出ていいの？この辺、大丈夫？」

警備上、距離があった聴衆に近づき。政治とカネの問題について、こう切り出しました。

石破茂首相
「誰からいくらお金をいただいたのか、それをきちんと明らかにすることは政治改革の基本であります。いろんな理由があったにせよ、不記載という問題があった。このことは幾重にもおわびを申し上げます。大変申し訳ございません」

また、国防の在り方、地方創生や経済対策についても語りました。

石破首相
「大型の経済対策を実現いたしてまいります。国費13兆、総額で37兆。これが昨年の経済対策でありますが」/「新しい経済対策、これをわれわれは実現をいたしてまいります」

有権者は
「強い国の必要はないんですけれども、やっぱり侵略されるようなことのないように、それから成長して、子どもも孫も夢を持って生活していけるような日本をつくっていただきたいと思ってます」
「今回、初めての国政選挙なので直接話を聞いてみようかなと思ってきました。自衛隊、国防の話もされていて良かったなと思うんですけど、もう少し自民党、憲法改正がモットーだと調べたらあったので、そういう話はもっと聞きたかったなと思いました」

石破首相はこの後、佐久市に向かい、17日夜、山梨県に入ります。