【人気】夏休みの子どもたちが動物園で一日飼育係 ゾウやキリンのお世話を体験 岩手・盛岡市動物公園ZOOMO
盛岡市動物公園ZOOMOの飼育係の仕事を25日、夏休みに入った子どもたちが体験しました。楽しい動物園の裏側には、大変さがあることを、身を持って学びました。
朝から夕方まで飼育係の仕事を体験できるこの催しには、県の内外から12人が参加しました。
動物のいのちのぬくもりを感じながら、夏の思い出をつくることができ、毎年人気の催しです。
土田 朝日くん(小4)
「すごい!迫力があってエサやると、力も強い」
22歳のメスのアフリカゾウ・マオのお世話を担当したのは、3歳の時から動物公園に通っている、盛岡市の土田 朝日くん(小4)です。
マオは1日に46キロの干し草を食べるため、餌やりは体力勝負です。1箇所に置くのではなく、色々な場所にまくように教わりました。
Q「なんで食べづらくするんですか 」
A「食べる時間が長くなって暇な時間が少なくなるっていう工夫です」
現在、人工授精に挑戦中のマオは、体重3.9トンで、ややぽっちゃり気味とのこと。食べるのが大好きなマオが、エサを少しずつ時間をかけて食べられるようにという心配りです。
「すぐなくなりそう…」
朝日くん、動物をさらに好きになりました。
また警戒心の強いキリンを静かに見上げ、その迫力に興味津々の2人は、動物のお世話をしてみたいと青森県から参加しました。普段は立ち入ることのできないキリン舎の中に入り、ホウキで隅々まで掃除しました。
青森から鈴木 悠くん(中1)
「フンとかを片付けるときに、一個ずつ丁寧に見て隅々までやってるところがすごいと思いました」
青森から田中 陽菜ちゃん(小3)
「動物の健康とか守ったりする大切な仕事だと思いました」
この飼育体験は、26日も行われますが予約でいっぱいで、8月の1日、2日は少し空きがあるということです。
参加費は税込み4000円となっています。