×

【作家・小砂川チトさんが講演 「執筆はセラピーのよう」】岩手

2025年2月11日 16:55
【作家・小砂川チトさんが講演 「執筆はセラピーのよう」】岩手

過去2回、著作が芥川賞にノミネートされた作家・小砂川チトさんが盛岡市で講演しました。

文学作品を執筆することについては「セラピーのようだ」と話しました。

 小砂川さん
 「キータイプのタイピングするときのストロークがものすごく深い、『すこすこすこ』っていうのが好きなので」(へ~)

小砂川チトさんは、盛岡市生まれの34歳です。

「家庭用安心抗夫」「猿の戴冠式」と、デビュー作から2作続けて芥川賞にノミネートされるなど、新進気鋭の作家として注目されています。

岩手県が「文学作品により親しんでもらおう」と、毎年開いているイベントに出演した小砂川さん。作品を書くことについて次のように話しました。

 小砂川さん
 「何かについて考え始めると、ずーっと、じくじくじくじく、それについて考えるタイプだったので、それを文字にしたりとか世界観として出力をしたときに、『あ、こんなに楽になるんだ』っていう感覚があったので、自己治癒・セラピーのようなものだと思ったことなのかなと」

この講演は後日、動画サイト「YouTube」の県公式チャンネルに掲載されます。

最終更新日:2025年2月11日 20:25