劇や種植えで森林の役割や大切さを学ぶ こども園で「森の教室」 岩手・矢巾町
子どもたちに森林の役割や大切さについて学んでもらおうと岩手県矢巾町のこども園で「森の教室」が開かれました。
これは、「緑の募金」を活用して国土緑化推進機構などが2012年から全国で開いているものです。
3日は、矢巾町の「こずかたこども園」の3歳から5歳の園児およそ60人が緑の募金のキャラクター「どんぐりくん」などが登場する劇を通して森が空気をきれいにしていることや、土砂崩れを起こりにくくしていることなどを楽しみながら学びました。
このあと、園児たちはどんぐりの一種、ミズナラをプランターに丁寧に植えました。植えられたミズナラは、園内で2年かけて育てられ、その後、岩手県内で植樹されることになっています。
Q楽しかったことは?
園児「どんぐりを埋めたところです」「水をあげて育てたいです」
岩手県緑化推進委員会・久慈敏常務理事
「自分たちで植えたどんぐりが苗木になって、山に植えて森になる姿をこれから長い間かけて見てもらえたら本当にうれしい」
この教室は、4日にも矢巾町内の幼稚園などで行われます。