技術科の授業に生成AI 中学生が活用法学ぶ 岩手・釜石市
釜石市の中学校で4日、「生成人工知能」AIを活用した授業が行われ、中学生が活用法を学びました。
この授業は、岩手県立総合教育センターが中学校の技術科教員の指導力向上に向けた研究の一環で行いました。
今年度、県内では3つの中学校が協力し、「生成AI」を活用した授業を行っていて、4日釜石市の甲子中学校で行われました。
今回の授業では棚や本棚などが作ることができる木工キットを使って、物づくりを行いますが、木材のサイズや部品などはあらかじめ生成AIに情報が入力されています。
生徒たちは、家庭での整理整頓の困りごとを生成AIに入力し、どんな物を作ったらいいか、AIに相談しました。
男子生徒「自分の作りたいこととかやりたいことが一回でたくさんの情報をもらえるので役に立った」
女子生徒「自分がよくわからないことだったり、そういうことをAIにしっかり学べたのでとても楽しかったし、これからもAIを使ってみたいなと思いました」11秒
甲子中学校では、「生成AI」を活用した今回の一連の授業を基に設計した木工品を今月中に制作することにしています。