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【初公判】元参議院議員広瀬めぐみ被告「間違いございません」起訴内容認める 検察側は懲役2年6か月求刑 公設秘書給与などめぐる詐欺

2025年2月6日 19:13
【初公判】元参議院議員広瀬めぐみ被告「間違いございません」起訴内容認める 検察側は懲役2年6か月求刑 公設秘書給与などめぐる詐欺

 国から公設秘書の給与などをだまし取ったとして詐欺の罪に問われている元参議院議員の広瀬めぐみ被告の初公判が6日、東京地裁で開かれました。広瀬被告は「間違いございません」と起訴内容を認め、検察側は懲役2年6か月を求刑しました。

 在宅起訴から5か月あまり。6日午後0時半すぎ、元参議院議員の広瀬めぐみ被告を乗せた車が東京地裁に入りました。

 広瀬被告は、2022年から2023年にかけて、勤務実態のない女性を自身の公設秘書として届け出て、国から給与など350万円あまりをだまし取ったとして、詐欺の罪に問われています。

 6日の初公判で広瀬被告は「間違いございません」と述べ、起訴内容を認めました。

 検察側は女性について「秘書としての仕事は一切していなかった」としたうえで、秘書給与の一部を広瀬被告が女性側から受けとっていたと指摘。「国会議員の立場を悪用し悪質な犯行だ」として広瀬被告に懲役2年6か月を求刑しました。

 一方、広瀬被告は被告人質問で動機について問われると、「政治活動にとてもお金がかかり支部が回らない状態だった」と話し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。

 判決は3月27日に言い渡されます。

最終更新日:2025年2月6日 19:13