【脱炭素に向けて】電気バスの運行始まる 岩手・宮古市
脱炭素を目標に掲げる岩手県宮古市で、21日から電気バスの運行が始まりました。県内を走る電気バスはこれで7台となります。
宮古駅前で行われた出発式には、電気バスを運行する県北自動車や宮古市などから関係者およそ30人が出席。テープカットをして、新たな電気バスの運行開始を祝いました。
導入された電気バスは3台で、全長およそ7メートルで、一般的な路線バスより一回りコンパクトな作り。定員は32人で、宮古市内を走ります。
今回の電気バスの導入は、脱炭素を目標に掲げる宮古市の取り組みの一環で行われ、市内の太陽光発電施設で作られた電力の一部を使って走ります。
山本正德 宮古市長
「CO2を排出しないという、環境に優しいバス。自分たちの健康にも良いわけですからそういう風な町になっていけばいいのかなと思います」
各バス会社によりますと、県内の電気バスの数は今回の導入であわせて7台となりました。