【大船渡・山火事 発生6日目 鎮圧に向け25日地上から確認へ】岩手
発生から6日目となった大船渡市の山火事は、空中消火の必要性がなくなり、自衛隊に撤収要請をしました。25日は、地上から消火活動を行うとともに、鎮圧に向けた確認作業をします。
♪山口知己記者
「山火事が起きている現場近くの漁港です。発生から6日目のきょうも県や自衛隊のヘリが上空からの消火活動を続けています」
19日に発生した山火事は、24日午後3時現在、少なくとも324ヘクタールの山林を焼きました。
消防によりますと、避難指示が出ている田浜地区の東側でヘリコプター9機などで消火活動を行った結果、空中消火の必要性がなくなり、午後3時35分に自衛隊に撤収要請をしました。それに伴い、県は災害特別警戒本部を廃止しました。
24日午前7時時点で32人が避難していた避難所では、市の保健師健康相談に応じました。血圧を測ったり、健康の不安を聞いたということです。
♪大船渡市地域福祉課 鈴木弥生 保健師
「ずっと緊張しているので、こりがあったり、歩いた時にふらつきがあったり、眠れない、便秘などを訴えている。地域の力で頑張っているというところがある」
25日は地上から消火活動を行うとともに、鎮圧に向けて目視で確認をします。