11月30日夕方、岩手県一関市内のビニールハウスで、同じ敷地に住む89歳の男性が運搬車とコンバインに挟まれて亡くなりました。

　亡くなったのは、一関市萩荘の農業・芳賀末男さん89歳です。

　警察と消防によりますと、30日午後5時半ごろ、芳賀さんの自宅の敷地にあるビニールハウスで、農機具などを運ぶ運搬車とコンバインの間に芳賀さんが挟まれているのを妻が見つけ、警察に通報しました。

　芳賀さんは意識の無い状態で市内の病院に運ばれましたが、およそ2時間後に亡くなりました。

　死因は窒息によるものでした。

　運搬車は全長2.3メートル、幅1.4メートルで、警察は芳賀さんが運搬車をビニールハウスに収める際に運転を誤り、ハウスに置いてあったコンバインとの間に挟まれたものと見て詳しく調べています。