【年末年始を無事故で】バスやトラックなど運送事業者対象に安全総点検
バスやトラックなど自動車運送の事業者を対象とした年末年始の安全総点検が、10日から始まりました。
これは、交通量が増える年末年始にあわせて、国土交通省が毎年行っています。10日はJRバス東北の盛岡支店を、東北運輸局岩手運輸支局の職員が視察しました。
点検では、バスのタイヤがしっかりと固定されているかどうかや、エンジンオイルの量など61の項目を丁寧に確認しました。
タイヤ交換を終えた後のこの時期は、特にタイヤの脱落事故が起きやすく、岩手運輸支局によりますと、昨年度岩手県内で起きた大型車のタイヤの脱落事故は11件と、東北で一番多くなっています。
岩手運輸支局 佐々木久哉支局長
「従業員一丸となって安全対策をする意識を向上させて、事故のないように年末年始を過ごしてほしい」
安全点検は来年1月10日までで、岩手運輸支局では期間中、バスやトラックなど県内11の事業所を対象に検査を行います。
最終更新日:2024年12月10日 18:40