政府の備蓄米放出に生産者は…「すぐに売れきれる 米はどこに行っているのか」
消費者や生産者は今回の動きをどのように見ているのでしょうか
宮崎県内有数の米どころ・えびの市で聞きました。
(消費者)
「賛成ですね。ありがたいです。そして、またお米をどんどん作ってもらって、備蓄してもらえればいい」
「少し(価格が)下がると言っているからいいと思った」
「やっぱり農家の人たちもたくさん作るからお金もいっぱいかかって大変でしょうけど、やっぱり少しでも安くなった方がいい」
中には、備蓄米の放出に疑問をもつ人も…。
(消費者)
「今(備蓄米を)出す必要があるのかなと思います。大事なものだから取っておいてもらって、いざ何かあった時に(出してほしい)」
えびの市で稲作を行う本坊照夫さんは…。
(本坊農園 本坊照夫会長)
「本当は正月前まで(在庫が)ないといけないが、それも全部(すぐに)売り切れちゃって、本当にどこに行っているのか私たちにもわかりません」
コメの値上がりが続くことでコメ離れにつながることを懸念しています。
(本坊農園 本坊照夫会長)
「国の判断として備蓄米を出してもらって、みなさんに潤沢に米だけは食べてほしいです。米離れしてほしくないですから」