農業の担い手確保に向けてお試し就農体験

高齢化などで農業の従事者が減少する中、担い手を確保しようと、宮崎県延岡市でお試し就農体験会が開かれました。

お試し就農体験会は、県や延岡市などでつくる協議会が開き、13日は60代から70代の市民10人が、きゅうり農園を訪れました。
体験会では、病害虫を防ぐために葉を取り除き通気性をよくする作業を行いました。
また、長期間収穫するために必要なつる下ろしと呼ばれる作業などについて説明があり、参加者は熱心に聞き入っていました。

（参加者）
「最初は戸惑ったけど、後からだいぶ慣れてきたら、スムーズにやれるようになったと私は思います」

（きりき農園　桐木一真さん）
「作業量に対しての、人が足りていません。（今回の）経験が興味につながってもらえれば雇用につながるのかなと思います」

協議会では今後も体験会を開くことにしています。