新庄市で民話の伝承活動に取り組んでいる「新庄民話の会」が、顕著な社会貢献活動を続けている団体などに贈られる「社会貢献者表彰」に選ばれ、このほど、東京都内で表彰式が行われました。

「新庄民話の会」は、新庄に伝わる民話を伝承しようと、1980年代に発足して以来、市内の小中学校で民話語りの楽しさを伝えるなど、民話の継承活動に取り組んできました。11月27日、東京都内で表彰式が行われ、主催する社会貢献支援財団の安倍昭恵会長から会に表彰状が贈られました。表彰式では語り手の渡部豊子さんが「鶴と亀」の伝承民話を披露しました。

民話「昔あるどさ鶴とかめが…」

新庄民話の会の武田一夫会長「37年間活動してきたことが報われた。語る人がいなくなっているので語る人がいなくなっても民話が残るような記録をこれから作っていきたい」

この表彰は社会貢献活動などで顕著な功績を挙げた全国の個人や団体に贈られるもので、ことしは30の団体が受賞しました。