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漬物メーカーが火花 山形市で6年ぶりの品評会 定番から変わり種まで154品 審査委員長「東の山形・西の京都と言われるくらいのバリエーション」

2024年2月22日 19:49
漬物メーカーが火花 山形市で6年ぶりの品評会 定番から変わり種まで154品 審査委員長「東の山形・西の京都と言われるくらいのバリエーション」

山形県内の漬物メーカーによる力作の数々を審査する品評会が22日、山形市で開かれました。定番の漬物からユニークなものまでバラエティに富んだ品々が出品されました。

陣内アナウンサー
「圧巻です。たくさんの漬物が並べられています。いままさに審査が行われているんです。審査員の皆さんが真剣な表情で審査を行っています。どの漬物が選ばれるんでしょうか」

この品評会は県産漬物の品質向上などを図ろうと県漬物協同組合が4年に1度開いています。
コロナ禍による延期を経て6年ぶりに開かれた今回は、県内17の漬物メーカーが手掛けた154品が出品されました。

審査委員長 東京家政大学宮尾茂雄 客員教授
(ことしの出品状況ご覧になっていかがですか)
「東の山形・西の京都と言われるくらい非常にバリエーションに富んでいる。地元の特産野菜を生かす感じでサクランボの漬物が出てきたり、非常に楽しみにしている」

大学教授や土産物を販売する会社の社員などが審査員を務め、味や見た目のほか、付加価値があるかといったポイントについて実際に食べながら審査しました。

陣内アナ
「バラエティに富んだ漬物があります。こちらも気になるんですが、一般的な漬物とは違うんです。バターと青菜を使ったものでクラッカーの上に載せたり付けたりして食べるんだそうです。珍しいです」

審査の結果、最高賞の農林水産大臣賞には高畠町の三奥屋が出品した「晩菊」が輝きました。
今回出品されたすべての漬物は24日から2日間、山形市の「ぐっと山形」で1パック200円の特別価格で販売されます。