有価証券利息配当金が減少 荘内銀行の中間決算 経常利益27億円 減収減益に
荘内銀行は10日、今年度上半期の中間決算を発表しました。3期ぶりの「減収減益」です。
荘内銀行の中間決算は、企業の売上高に当たる「経常収益」が去年の同じ時期と比べ27億3500万円率にしておよそ2割減少し、103億2000万円となりました。また、この半年間のもうけを示す「中間純利益」は、7割以上減の4億6200万円となりました。荘内銀行の中間決算が「減収減益」となるのは、3期ぶりです。
その理由について松田正彦頭取は、有価証券利息配当金の減少などが主な要因と説明しました。
荘内銀行松田正彦頭取「当初見込んでいたよりは上振れして着地ができたという見方をしている。これ以上金利が急上昇すれば別だが、想定の範囲内であれば評価損は抑えていけると思う」
今年度の最終決算予想は修正を行わず、経常利益は12億、純利益は8億と見込んでいます。