山形花笠まつりのPR行う「ミス花笠」 今年から性別問わず募集へ 名称の変更も検討
山形花笠まつりのPRを行う「ミス花笠」について、県花笠協議会はことしから性別を問わず応募できるよう変更したと発表しました。
山形の夏の風物詩「山形花笠まつり」では、毎年「ミス花笠」を募集し、まつりを盛り上げるPR活動を国の内外で行っています。これまで、「ミス花笠」の応募資格は女性に限られてきましたが、まつりを主催する県花笠協議会は、ジェンダー平等などの観点からことしから性別を限定しないことを決めました。仙台市の「せんだい・杜の都親善大使」など、性別を問わず募集している近県の事例も参考にしたということです。
応募資格の変更について、吉村知事は31日の会見で、次のように答えました。
吉村知事「お祭りを楽しむのは女性も男性もみんなですから。女性に限らずでもよろしいのではないか。時宜を得た対応だと思う」
協議会はことし、「ミス花笠」のまま性別を問わず募集を行い、今後、名称の変更を検討していく方針です。また、活動の時間が取りやすいとの理由で「未婚の人」を応募条件にしていますが、今後、変更も含め検討していくということです。「ミス花笠」の募集は3月1日から4月26日までです。