道の駅「やまがた蔵王」 芋煮会が楽しめるスペース4月1日にオープン すでに予約も
山形市初の道の駅として去年オープンした道の駅「やまがた蔵王」に4月、芋煮会が楽しめるスペースがオープンします。手ぶらで気軽に芋煮会ができるのが特長で、芋煮会の全国での知名度アップを図ります。
去年12月にオープンした山形市表蔵王にある山形市初の道の駅「やまがた蔵王」。敷地内に4月1日、オープンするのが芋煮広場です。
オープンを前に29日は、報道機関に広場が公開され、実際に芋煮を調理しました。
この広場は、最大で48人が利用でき、悪天候の日でもテントの中で気軽に芋煮会を楽しめます。
利用には7日前までの事前予約が必要ですが、鍋や薪などの調理器具や、サトイモや牛肉などの材料はすべて用意されているため、手ぶらで芋煮を作ることができます。
さとう農園佐藤卓弥社長「ここをオープンしている期間(4月~11月)は芋煮をいつでも食べられる。河原に行かなくても簡易的に芋煮を薪で作れるこれが最大の魅力」
この広場を運営するのは山形市でサトイモの栽培や販売を行っている「さとう農園」です。芋煮シーズンの秋以外にも多くの人に芋煮会を楽しめる場を提供したいといいます。
さとう農園佐藤卓弥社長「芋煮を知っているけど食べたことがないお客さんがものすごく多い。山形の芋煮文化を全国、全世界の人に知って楽しんでもらうことが芋煮広場の1番の目的」
調理開始からおよそ1時間、芋煮が完成しました。
参加者「サトイモがほくほくでめちゃくちゃおいしい」
参加者(オプションで〆のうどんも)「おいしい。毎日でも食べたいくらい」
芋煮広場の営業は4月1日から11月末までで、小学生以上の2人から予約することができます。すでに予約も入っていて、県外から訪れた人へのおもてなしとして利用されるということです。
さとう農園石山和徳さん「スタッフは通常2~3人いるので、作り始めから出来上がりまで色んなことでサポートしていくので安心して来てもらえれば」
「道の駅やまがた蔵王」は観光のついでに気軽に芋煮広場を楽しんでほしいとしていて、特にインバウンド客や県外からの観光客の集客に期待を寄せています。