山形市初の道の駅「やまがた蔵王」プレオープン 手ぶらで芋煮会体験も 観光や防災の拠点
山形市初の道の駅「やまがた蔵王」が1日、プレオープンし多くの人でにぎわいました。
山形市表蔵王の国道13号沿いに完成した「道の駅・やまがた蔵王」。イベントによるにぎわいの創出や観光情報発信の拠点として敷地面積およそ2500平方メートル、総事業費24億円をかけて山形市と国が整備しました。
入口すぐにあるのが、飲食・物販コーナー。県産フルーツなどを使ったプリン店や洋菓子店、精肉店の4店舗が入ります。そして奥は、イートインスペースと「樹氷ホール」と名付けられた多目的ホール。地元企業の展示会や販売会など、多彩なイベントを予定しています。
また、総合案内所や山形の観光地を紹介する大型モニターが設置され、観光情報を発信します。
そして、道の駅「やまがた蔵王」の目玉が芋煮広場です。山形の秋の名物・芋煮を作って食べることができます。週末などには芋煮のキッチンカーが出店します。
道の駅やまがた蔵王青木哲志駅長「芋煮は4月から始めるが12月は9日、10日にテストでやるために準備をしている。予約制になるが、手ぶらでかまどでグループで体験できるのでこれからの売りになる」
さらに、道の駅は防災機能を備えており、駐車場は災害時に救助活動の拠点となったり、避難者が車中避難したりすることを想定しています。
隣接する県観光物産会館・ぐっと山形とは、渡り廊下で結び、誘客の相乗効果を見込んでいます。
道の駅やまがた蔵王青木哲志駅長「お土産は『ぐっと山形』、道の駅は休憩機能、機能を分けて運営していく」
南陽市から「ぐっと山形に買い物がてら食事しに来る、あちこち歩くより道の駅で色んなものを見て、すぐ隣でも買い物できるので大変良い」
上山市から「道の駅と言ったら天童まで行かないとなかった。県外の友達が来たときに一緒にお土産買ったり食事したりして過ごせたらいい。」
道の駅やまがた蔵王は3日、グランドオープンします。