正面衝突で2人が死亡した事故現場 ポール設置などの安全対策後重大な事故はなし 山形・白鷹町
白鷹町の国道348号で去年4月、車同士が正面衝突し、2人が死亡した事故に関する対策会議が12日開かれ、センターラインにポールを設置するなどの安全対策を講じて以降、現場周辺で死亡事故などの重大事故が発生していないことなどが報告されました。
この事故は去年4月、白鷹町滝野の国道348号で軽乗用車と乗用車が衝突し、軽乗用車に乗っていた2人が死亡するなどしたものです。
事故現場はカーブにさしかかるやや下りの区間でスピードが出やすいことから、県は事故後、減速を促すための路面表示やセンターラインにポールを設置するなどの安全対策を取ってきました。
12日、県や県警の担当者らが参加して開かれた会議では、安全対策が講じられて以降11日までに、事故現場を含む国道348号の山間部の区間で死亡事故などの重大事故が発生していないことが報告されました。
また、道路を通る車両の速度を抑えるなど安全対策に一定の効果があったと説明されました。県警は今後も事故現場周辺での取り締まりを実施するほか、国道348号のほかの区間にもセンターポールや路面標示を設置するなどの安全対策を講じることを検討していくとしています。