ことしも残すところ3か月を切りました。山形市内の郵便局には3日、来年の年賀はがきが搬入されました。

山形南郵便局に搬入されたのは、来年の年賀はがき合わせて64万6000枚です。職員たちは、段ボール箱163個分の年賀はがきを市内外23か所の郵便局に分配するため、次々と仕分けしていきました。
ことしの年賀はがきのデザインは合わせて7種類あります。来年の干支、巳年にちなんだヘビの絵柄が入ったはがきが目を引きます。
一方、来年開催の大阪・関西万博のキャラクターなどが描かれた特製はがきは1枚につき5円分の寄付金付きで、万博の運営などに役立てられます。
SNSの普及などを背景に年賀状離れが進むなか、ことし全国での発行枚数は昨シーズンより3億枚以上少ない、10億7000万枚が予定されています。また、10月から郵便はがきの料金が値上げになり、年賀はがきも去年より22円高い1枚85円となっています。

山形南郵便局高橋歩 課長代理「手書きの温かみが一番心を込めたメッセージを大切な方に伝えてほしい」

年賀はがきは、全国の郵便局やコンビニなどで11月1日から販売されます。