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西村山地域の新病院建設予定地7つに絞る…県立河北病院と寒河江市立病院を統合

2024年12月26日 19:38
西村山地域の新病院建設予定地7つに絞る…県立河北病院と寒河江市立病院を統合

県立河北病院と寒河江市立病院を統合し、2031年度の開院を目指す、新病院の基本構想案が26日、明らかになりました。建設予定地の候補は、それぞれの病院跡地を含む7か所に絞られ、来年度中に決定する方針です。

これは寒河江市で開かれた新病院の整備に向けた会議で県の担当者から提示されたものです。これによりますと、新たに整備する病院は16の診療科を設置し、統合する「県立河北病院」と「寒河江市立病院」の現在の体制を原則維持します。

一方、必要となる病床の規模は将来予想される人口減少などを見据え、各病院の総数より80床ほど少ない最大155床程度と見積もりました。

建設予定地については現在の「県立河北病院」と「寒河江市立病院」の跡地を含む7か所の候補地が選ばれました。この中から来年度までに1か所を決定し、建設に向けた準備を進める方針です。

県医療政策課・石垣幸一西村山医療体制企画主幹「元々2病院の老朽化と医療人材が足りないという課題を踏まえて、一つの病院になろうという大きなテーマなので、そのテーマを一つずつ地域の協力を得ながら丁寧に進めていく」

新病院は2031年度の開院を目指し、来年度中に基本計画を策定する予定です。

最終更新日:2024年12月26日 19:38
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