「いい年になるように?」 米沢市の寺の境内で珍しいサルの姿を撮影
ことしも残すところあと10日。年末年始には神社仏閣に参拝される人も多いかと思いますが、山形県米沢市の寺でこのほど、珍しいサルの姿が撮影されました。
米沢市李山の繰返瀧不動尊で12月17日に撮影された映像です。現れたのは、ニホンザルの子どもたち。しばらく観察していると…。境内に設置された縄を掴みました。
その姿はまるで参拝しているかのよう。撮影したのは県出身のカメラマン高橋忠照さんです。
カメラマン・高橋忠照さん「サルの写真を撮っていてちょうど見に行ったらお寺の前に並んでいて参拝しているような感じだった。これは面白いと思って動画を撮影した」
動画では、縄にぶら下がって遊んだり、設置されたカメラを興味深そうにのぞいていました。サルたちは40分ほど遊ぶと、寺の南側に去っていったということです。
高橋忠照さん「子ザルは好奇心が旺盛なので今回もたまたまお寺の縄にぶら下がってみたんだと思うが新年がいい年になるようにサルもお祈りしてるのかなと思った」
高橋さんは、「来年は山で十分な生活ができるようになってほしい」と話していました。