倒木で停電懸念の酒田市飛島 島民が一部市街地へ移動 26日に復旧作業不安解消へ
大雪による倒木のため、山形県酒田市飛島で先週から停電などの可能性が浮上しています。停電に備えて、定期船で市街地へと移動する島民の動きもありますが、酒田市は26日、応急工事を行い、不安は解消される見込みです。
酒田市飛島では大雪の影響で12月21日までに倒木が発生。木が電線に覆いかぶさり、断線した場合は、全島で停電や断水などが発生する恐れがある状態が続いています。酒田市は22日に意向調査を行い、島民84人のうち40人が移動を希望。24日の定期船で16人が市街地に出たということです。また、25日も、10人が船で移動しました。
島民は「現場を見に行ってないんですよね。怖くて。年末年始はまた島に帰ります。どうなるかまだ電力会社が来ているみたいですけどちょっとわかりません
酒田市は26日午前、倒木現場の復旧工事に取り掛かります。午後3時ごろには完了する見通しで完了すれば、停電などの懸念は解消される見込みです。