山形市で5年ぶりに湯田川孟宗の孟宗汁提供 売り上げは全額能登半島地震の義援金に
山形市では採れたばかりの「孟宗」を使った孟宗汁が25日、提供されました。売り上げは能登半島地震の復興支援に使われます。
鶴岡市の湯田川温泉観光協会が主催する孟宗汁の振る舞いは毎年開かれていましたが新型コロナウイルスの影響による中止を経てことし5年ぶりに再開されました。
ことしは1月に起きた能登半島地震の被災者を支援するため1杯200円以上で販売し、その全額が義援金として被災地に送られます。湯田川の孟宗は食感が柔らかくえぐみが少ないのが特徴です。
会場では、酒粕と味噌で味付けされた500杯分の孟宗汁が用意され、訪れた人たちが採れたての孟宗汁をおいしそうに味わっていました。
親子「まだ子どもにはタケノコが硬いかなと思ったが子どもでも食べられるくらい柔らかくてとてもおいしい」「シャキシャキしててえぐみもなくておいしい。酒粕の味もして初めて食べる味。うちでやるのと違ってたので来てよかった。」
太田百合副会長「5年ぶりに皆さんに孟宗汁を提供できてうれしい。これから旬を迎える湯田川孟宗 湯田川に足を運んでおいしく食べてほしい。」
会場ではこのほか、この日の朝収穫したばかりのおよそ80キロの「孟宗」も販売され、すぐに売り切れていました。