能登半島地震の被災者支援へ「自分たちのできることを」 チャリティーバザー遊佐町で
能登半島地震で被災した人たちを支援しようと、売り上げを被災地に全額寄付するチャリティーバザーが10日、遊佐町で開かれました。
企画したのは、石川県出身の移住者です。
遊佐町にあるショッピングセンターを会場に開かれたチャリティーバザー。地域の住民から募った食器や雑貨などの不用品約500点が用意されました。バザー開始の午前10時には多くの買い物客が詰めかけました。会場の一角には募金箱も置かれ、多くの人が善意を寄せていました。
バザーを主催したのは、町内でボディケアサロンを営む金沢市出身の祢津香奈さん。7年前に遊佐町へ移住しました。地元である石川県をはじめ、能登半島地震の被災地を支援しようと、バザーの売り上げを義援金として全額寄付するバザーを企画しました。地域の住民から不用品を募り、仕事仲間らの協力を得てバザーを開催しました。
主催した祢津香奈さん「地元の友人の両親や親戚も未だ避難所生活をしている。自分たちのできるところから被災地を応援したい」
バザーの売り上げと募金は全額、今週末にも能登半島地震の被災地へと送られる予定です。