記録的大雨で住宅が浸水し避難生活を送る戸沢村の住民 2次避難所となる新庄市のホテルへ
ことし7月の記録的な大雨で家屋が浸水するなどし、避難生活を続けている戸沢村の住民が4日、2次避難先となる新庄市のホテルへ移りました。避難者からは「安心した」といった声が聞かれました。
大雨の影響で、戸沢村では3日現在、42世帯81人が村内の小中一貫校・戸沢学園で避難生活を続けています。
長引く避難生活を受け、村では避難者のプライバシーなどに配慮し、村周辺の旅館やホテルを「2次避難所」として提供することにしました。このうち、受け入れ態勢が整ったとして4日、8世帯14人が新庄市内のホテルに移動しました。
2次避難所に移動する佐藤錬太郎さん「6年前にも1回水害があったがその時は水が来なかった。今回は外を見たら水がどんどんたまってきたので大変驚いた。まず安心した。仮設住宅の入居まであと1か月以上あるが」
村は新庄市のほか、大蔵村の宿泊施設を2次避難所として提供する予定で仮設住宅が完成し、入居が始まる10月上旬までの利用を想定しています。