白鷹町の50代職員がパチンコのICカード1万円相当窃盗の疑いで書類送検 停職4ヶ月に
白鷹町の50代の課長級職員がことし9月、山形市内のパチンコ店で他人のICカードおよそ1万円相当を盗んだとして窃盗の疑いで書類送検されました。町は14日、この職員を停職4か月の懲戒処分としました。
14日付けで停職4か月の懲戒処分を受けたのは、白鷹町役場の町長部局に所属する50代の課長級職員です。
町によりますと、この職員はことし9月26日、山形市内のパチンコ店で座っていた遊技台に挿入されていた他人のICカード、およそ1万円相当を盗みました。職員は10月、警察の事情聴取を受けた際に容疑を認め、その後、被害者への謝罪と弁償を行ったということです。警察は11月1日、この職員を窃盗の疑いで書類送検しています。
職員は犯行に及んだ日は休みを取っていて、犯行発覚後の町の聞き取りに対しては「他の客が置き忘れたものと思い、もらっても構わないと考えて取ってしまった」などと話したということです。
白鷹町の佐藤誠七町長は「町への信頼を著しく損ない、心よりお詫び申し上げる。職員の綱紀粛正と服務規律の保持を徹底していく」とコメントしています。