叱責や舌打ち 山形大鶴岡キャンパスの事務職員がパワハラ 停職2か月の懲戒処分
山形大学鶴岡キャンパスに勤務する事務職員が複数の部下に対してパワーハラスメント行為をしたとして、大学は22日、この職員を停職2か月の懲戒処分にしたと発表しました。
大学によりますとこの事務職員は、おととし(2022年)の夏頃から部下の職員に対して、強い口調で指示を出す叱責や舌打ちをする、ため息をつくなどの言動をとったほか複数の部下に対して大声を出すなど、パワーハラスメントに該当する行為をしたということです。部下の職員には強度な心的ストレスによる体調不良が生じたといいます。
大学は7月19日付けでこの職員を停職2か月の懲戒処分としました。
山形大学の玉手英利学長は「このような事態を職員が起こしたことは、本学に対する信頼を著しく傷つけるものである。今後は全学をあげてハラスメントの防止に取り組み、信頼の回復に努めて参ります」とコメントしています。