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春の訪れを待つ草花を観察 学生らがかみのやま温泉街を散策し楽しむ 山形・上山市

2025年2月24日 18:09
春の訪れを待つ草花を観察 学生らがかみのやま温泉街を散策し楽しむ 山形・上山市

山形県上山市のかみのやま温泉で24日、街なかに生える草花を探すイベントが行われ、参加者たちが温泉街を散策しながら雪の中で春の訪れを待つ草花を観察しました。

このイベントは、冬のかみのやま温泉街散策の新しい楽しみ方を提案しようと、東北芸術工科大学が実施しました。24日は学生や親子連れおよそ20人が参加し、植物の専門家の解説のもと温泉街に生える草花を観察しました。

「これはおそらくカラスノエンドウ」

参加者たちは「カラスノエンドウ」や「ツメクサ」など雪の中で春を待つ草花を観察したり採取したりしながら、温泉街およそ2キロを歩きました。

「ヒメオドリコソウ。春になると紫色に変わる」

散策を終えた一行は温泉街にある入浴施設に集まり、採取した草花で押し花のしおりをつくりました。

参加した子ども「知らない花とか草とか見れて、見たことないものを見れてよかった」
参加した母親「子どもも参加できるイベントで楽しめた」

今回参加した芸工大の学生は普段、地域の資源を活用した社会課題の解決について学んでいて、このイベントは学習の一環としても実施されました。

学生「道路と人の距離がすごい狭くて危ないと思った。自分たちが大人になったときに子どもが危なかったら嫌だなと。そうじゃなくて小さい花とか見てかわいいなと思ったりとか安全になったりとか社会のためになれれば」

参加者たちは春の訪れを待ちわびながら草花の生態などをについて学んでいました。

最終更新日:2025年2月24日 19:25