大雨で被災した住民の公営住宅などへの入居進む…県内は220人が現在も避難
大雨で被災した住民の公営住宅などへの入居が進んでいます。鮭川村では9日、村が借り上げた施設への入居希望者を対象にした抽選が行われました。
県によりますと8日午前9時現在、酒田、遊佐、戸沢、鮭川の4つの市町村に、220人が避難しています。
このうち、鮭川村では住宅が全壊した世帯を中心に公営施設などへの入居が進んでいます。鮭川村エコパークにあるコテージ7棟は被災した住民向けに光熱費などを除き無償で提供しています。すでに5棟で入居済みで、残る2棟は9日、抽選で入居者が決まりました。
鮭川村役場危機管理室・吉田拓也主任「コテージの提供は今月末までとしているが、状況に応じて延長も検討する。応急の仮設住宅の建設も検討している」
戸沢村と鮭川村では仮設住宅の建設が検討されています。県は今月中に着工し、工期はおよそ1か月を見込んでいます。