山形市の住宅地近くの公園にクマ出没 市内では4月中旬以降で5件の目撃
山形市の住宅地の近くにある公園で30日夜、体長1メートルを超えるとみられるクマが目撃され、警察が周辺をパトロールし、注意を呼びかけています。
警察によりますと、30日夜8時10分ごろ、山形市双月町の「鈴川公園 双月の丘」で、近くを通りかかった50代の男性がクマを目撃し、警察に通報しました。クマは体長1メートル以上とみられ、公園の北側にある公衆トイレの近くに出没したということです。人や物への被害は確認されていません。
現場は市中心部の東にある盃山などに囲まれた住宅地の近くで、クマが目撃された公園は山のふもとにあります。
山形市によりますと、このほか、1日朝6時半ごろ、市内の切畑地区でもクマが目撃されていて、市内のクマの目撃は、4月中旬からこれまでに合わせて5件にのぼります。
警察はパトカーを出動させ、現場周辺の警戒にあたるとともに付近住民に注意を呼びかけています。