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庄内産のネットメロンの出荷始まる 春先から天候に恵まれ豊作期待 糖度17度も

2024年6月3日 17:07
庄内産のネットメロンの出荷始まる 春先から天候に恵まれ豊作期待 糖度17度も

山形県の庄内の初夏の味覚「ネットメロン」の今シーズンの出荷が3日から始まりました。ことしは春先から天候に恵まれ、豊作が期待されるということです。

庄内産のネットメロンは、水はけの良い庄内砂丘で育つことで甘みが強く濃厚な味わいが特徴です。
今シーズンの出荷初日は、鶴岡市の選果場に加温ハウスで栽培したアンデスメロンおよそ2.7トンが運び込まれ、JAの職員らが形や糖度を確認しました。メロンの糖度は17度で、出荷基準の14度を大きく上回る甘さに仕上がっていました。
JA鶴岡によりますと、ことしは春先から気温が高く、最低気温も極端に低い日がなかったため、メロンの生育にとっては最適の天候で生育は順調だということです。
今シーズンは例年以上の収穫が期待でき豊作となる見込みです。

JA鶴岡ネットメロン専門部 本間卓部長「平年よりも速いペースでできているのでいいメロンができそうです。丹精込めて作ったおいしいメロンをより多くの消費者に食べていただきたい」

メロンは東京や神奈川を中心に出荷されました。ハウス栽培のメロンの出荷は6月下旬に最盛期を迎え、7月中旬からは露地物の出荷が始まる予定です。