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ハウス栽培のサクランボ「佐藤錦」の収穫本格化 寒河江市で出発式 全国に出荷

2024年4月17日 17:28
ハウス栽培のサクランボ「佐藤錦」の収穫本格化 寒河江市で出発式 全国に出荷

ハウス栽培のサクランボ「佐藤錦」の収穫が今本格化しています。17日、山形県内のトップを切って寒河江市で出発式が行われ全国に向けて出荷が始まりました。

JAさがえ西村山管内では、4月1日からハウスものの佐藤錦の収穫が始まりました。こちらの増沢秀和さんの園地では17日からで、およそ20キロを収穫しました。管内では、16日までにおよそ1・2トンが東京などに向けて出荷されています。

増沢秀和さん「昨年の高温の影響でなりが薄い木もある。実がついている木が少ない分、 大玉傾向ではある。2Lサイズのものも多い」

JAさがえ西村山によりますと去年夏の猛暑が影響して出荷量は去年より1割から2割ほど少ないということです。一方で、去年はハウスもののサクランボでも発生した霜による被害がことしはほとんど無いということです。
寒河江市で出発式が行われ、生産者らが出席しました。式では、佐藤錦がトラックに積み込まれ、関係者がテープカットをして、今シーズンの初出荷を祝いました。

JAさがえ西村山営農企画課工藤恭裕課長「ことしは暖冬でかなり生育が進んでいたので品質を心配していたが、3月の低温で落ち着いてくれて いい品質のものが期待できるのではないか。早く1人でも多くの方に食べていただきたい」

この日は400キロの佐藤錦が出荷されました。ハウス栽培の佐藤錦の出荷は露地ものの出荷が始まる6月上旬まで続きます。