運転手がバックモニターなど事故防止装置の確認不十分か バスガイド女性死亡事故 山形・上山市
![運転手がバックモニターなど事故防止装置の確認不十分か バスガイド女性死亡事故 山形・上山市](https://image.gallery.play.jp/ybc-news/articles/e2814bf374974846b626229c976c5fd2/b46d6014-ef91-4603-97e0-b07b3ae30ef0.jpg?w=1200)
山形県上山市で17日、バスガイドの女性がバックしていたバスに挟まれて死亡した事故で、バスに設置されていたバックモニターなどの事故防止装置を運転手が十分に確認していなかったことが事故につながったとみられることがわかりました。
この事故は17日朝、上山市新湯にある旅館の玄関口で、横付けしようとバックしていたバスを後方で誘導していたバスガイドの39歳の女性が、バスと電柱の間に挟まれて死亡したものです。
事故のあったバスを運行する宮城県内のバス会社によりますと、バスには後方を確認できるバックモニターや運転席で外の音を聞くことができる集音マイクが車体の後方に搭載されていて、事故前にこれらの装備に異常はなかったということです。
また、事故の目撃者によりますと、事故直前、バスガイドの女性は「ストップ」と複数回、大声で叫びバスの車体をたたいていたということです。
こうした状況から、警察は運転手の69歳の男性が事故発生当時、バスに設置されているバックモニターなどの確認を十分に行っていなかったことが事故につながったとみて詳しい原因を調べています。