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男が13万円奪った高畠町のコンビニ強盗事件 普段は穏やかな地区 住民に不安広がる

2024年10月15日 18:31
男が13万円奪った高畠町のコンビニ強盗事件 普段は穏やかな地区 住民に不安広がる

15日未明、高畠町のコンビニエンスストアで男が店員を刃物のようなもので脅して現金13万円を奪い取る強盗事件が発生しました。犯人は現在も逃走しています。

近隣住民「まだ犯人見つかってないんでしょ嫌だ・・・」「まさかここらへんで強盗事件があるなんて思わなかった」

15日午前2時前、高畠町高畠のコンビニエンスストア「ローソン高畠中央店」に男が押し入りました。男は、商品の陳列作業などをしていた20代の女性店員の背後に立ち、タオルを巻いた包丁のような物を突き付け「お金を出してください」と脅しました。女性店員は男に指示されてカウンターの中に入り、手提げ金庫から13万円を取り出して渡すと、男は店を出て東の方向に走って逃げたということです。
当時、店内にいたのは20代のアルバイト店員の女性1人だけで客はおらず、けが人はいませんでした。
男は、身長が160センチから170センチほどで体格は中肉から細身、紺色のジャンパーにベージュ色のズボンなどを身に着けていました。また、頭には白い布のようなものを巻いてジャンパーのフードを被り口元は白色のマスクで覆っていたため、目元のみが見える状態だったということです。
警察によりますと、店の防犯カメラには男が店の入口から歩いて入る姿と犯行後に走って立ち去る姿などが映っていたということです。
現場近くの住民はー。

近隣住民「事件を知る前はなんでこんなに道路が混んでいるんだろうと思った。1人暮らしだからちょっと怖い」
近隣住民「一帯は普段は穏やかな所。(早く捕まってほしい?)もちろん。不安と言えば不安だ」

現場は町中心部の住宅地で、近くには町役場のほか、小学校などもありました。
事件を受けて、町の教育委員会は町内の小中学校全校で当面の間、児童・生徒の登下校に保護者が付き添うよう連絡しました。このうち、現場から東に900メートルほどの高畠小学校では、午後2時ごろ保護者らが児童を迎えに来る姿がありました。

高畠小学校・太田和広校長「現場近くに住んでいる子どもたちもいるので内面ではもしかしたらかなりどきどきしている子どももいるかと思う。当面は保護者に送迎をお願いしたいということと、防犯をしている方々にお願いをして見守り活動をしていく」

犯人の行方は現在もわかっていません。警察は現場のコンビニや周辺の店などの防犯カメラの映像を調べています。また、16日は事件が発生した時間帯に合わせて現場周辺で検問を行い、犯人につながる情報を集めることにしています。