患者の9割近くが20歳未満 山形県内のインフルエンザ患者数12週連続で増加
山形県内で11月12日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数は12週連続で増加し、注意報レベルが続いています。患者の9割近くが20歳未満で、若年層での感染が拡大しています。
県衛生研究所によりますと、12日までの1週間に県内43の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は645人で、前の週より132人増え12週連続の増加となりました。1医療機関当たりの平均患者数は保健所別に、山形市が最も多く23.67人、村山が21.9人、置賜が17.63人などとなっていて、全ての保健所で前の週より増加しました。
患者の9割近くが20歳未満で、若年層での感染が拡大しています。県は「インフルエンザ注意報」を継続し、小まめな手洗いなど、基本的な感染対策を呼びかけています。