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米沢市の秘湯「五色温泉」にオートキャンプ場 本格的に営業開始 新たな価値を追加

2024年5月2日 18:37
米沢市の秘湯「五色温泉」にオートキャンプ場 本格的に営業開始 新たな価値を追加

山形県米沢市に8つある秘湯の一つ「五色温泉」。後継者不足のため4年前に廃業した旅館跡地にこのほど、オートキャンプ場が整備され、2日から本格的に営業がスタートしました。

米沢市と福島県との県境標高800メートルの山あいに完成したのは、「五色温泉オートキャンプ場」です。2日から本格的な営業がスタートしました。オートキャンプ場は止めた車のわきにテントを設置できます。

五色温泉オートキャンプ場西方茂太さん「こちらが電源付き区画3サイト分。8メートル×8メートルで車を中に入れてテントを張ることができる」

テントサイトは他にも。

西方茂太さん「こちらは5メートル×5メートルの区画。こちらは景色がものすごくいい。もともとキャンプ場をしたいという思いがあった。五色温泉宗川旅館が廃業する話を聞いて見に来た。景色や土地を活用して五色温泉を引き継いでいけないかという思いに変わりここでキャンプ場をしようとなった」

実はここ、五色温泉は、姥湯温泉や白布温泉に並ぶ「米沢八湯」と呼ばれる秘湯の一つです。一軒宿の「宗川旅館」が営業していましたが後継者不足のため2020年に閉館しました。

西方茂太さん「旅館を見に行ったときは地震の影響で床や天井など損傷が激しかった。宗川旅館は残さなくてもいいが五色温泉は後世に引き継いでほしいといわれキャンプ場という形にはなるが五色温泉を残していくことはできる」

五色温泉を再生させたのは、高畠町の燃料小売業「まごころ住設」の社長を務める西方茂太さん。国の補助金などを活用し2021年から工事をスタートさせ、去年12月に、五色温泉を日帰り入浴施設として復活させました。
さらにキャンプ場を整備して4月にプレオープンさせました。すでに県内外から100人以上が訪れ自然に囲まれた中でのキャンプを楽しんでいます。
西方さんの幼なじみで、全国でキャンプ場やアウトドア用品をプロデュースしている都内の男性も復活した五色温泉に期待を寄せています。

西方さんの同級生平健一さん「どこの場所を使っても風景が見えて気持ちがいい。元々温泉ということで温泉が入れてキャンプもできる。臭いがついたり汗をかいたらすぐに温泉に入れるので気持ちがいい」

西方茂太さん「こんなにいい場所でキャンプできるのは最高。その中に五色温泉を残していける材料がいっぱいある。それらをどう組み合わせるかが楽しみ。アウトドアを活用しながら五色温泉を残せるよう頑張りたい」

老舗旅館からオートキャンプ場として新たなスタートを切った五色温泉。キャンプ場は今後、ペットと泊まれるエリアや源泉を使った足湯などを整備しながら、秘湯に新たな価値を加えます。