ノロウイルスとみられる食中毒で10人が症状訴え 店は3日間の営業停止処分 山形・天童市

山形県天童市の飲食店で3月20日に食事をした10人がノロウイルスとみられる食中毒を発症し、県は24日から店を3日間の営業停止としました。
食中毒が発生したのは、天童市の飲食店「鮮魚三浦」です。
県によりますと、3月20日にこの店で煮魚や天ぷらなどを食べた天童市や山形市などの10代から80代の男女あわせて10人が、翌21日以降に嘔吐や下痢、発熱などの症状を訴え、このうち6人が医療機関を受診しました。
入院した人はおらず、全員快方に向かっているということです。
患者や店の従業員の便を検査した結果、6人からノロウイルスが検出されたことから、県はこの店の食事が原因の食中毒と断定しました。
県は店に対し、24日から3日間の営業停止を命じ、原因の究明と衛生指導を行っています。
県は、食中毒を防ぐために石けんを使った丁寧な手洗いや食品の十分な加熱などを呼びかけています。
最終更新日:2025年3月24日 11:13