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「社会の発展に貢献したい」 山形大学で卒業式 1000人が社会へ巣立つ

2025年3月25日 9:31
「社会の発展に貢献したい」 山形大学で卒業式 1000人が社会へ巣立つ

山形大学の4つの学部と大学院などで25日、卒業式が行われ、およそ1000人の卒業生たちが飛躍を誓い、社会へと巣立ちました。

2つの会場で行われた山形大学の卒業式。このうち、山形市のやまぎん県民ホールでは、人文社会科学部や理学部など3つの学部と大学院、合わせて795人が卒業を迎えました。
式では、各学科の代表に学位記が手渡されたあと、玉手英利学長が「期待するのは、自ら未来を切り開くこと。挑戦する心を持ち自分の信じる道を歩んでほしい」と卒業生にはなむけの言葉を贈りました。

山形大学人文社会科学部 吉岡凜さん「大学生活で得た知識が人とのつながりが尊い経験が前に進む活力を与えてくれると信じている。学びに専念できる環境に恵まれたことを感謝し社会の発展に貢献できるよう力を尽くしていく」

小坂憲央アナウンサー「どんな4年間?」
卒業生(米沢市出身)「いい友だちに恵まれて楽しく過ごせた。サークルが1番思い出に残っている」
小坂アナ「どういうサークル?」
卒業生(米沢市出身)「アカペラサークル。大会に出たりイベントに出たりした信頼してもらえるような社会人になりたい(金融業に就職)」
小坂アナ「高校までの生活と大学生活何が変わった?」
卒業生(山形市出身)「会う人の数やより濃いつながりが増えていろんな経験をさせてもらった。山形に残るので(公務員)山形の力になりたい」

一方、県外出身の学生も多い山形大学。県外から来て山形で過ごした卒業生に印象に残っている山形での出来事を聞きました。

卒業生(長野県出身)「雪がすごくて雪かきをひとりでするのが大変だった」
卒業生(長野県出身)「日本一の芋煮会が衝撃だった。冗談かなと思ったけど実際に見たら本当だった」
卒業生(宮城県出身)「蔵王の火山の研究をしていた。山形の自然に恵まれた土地で4年間いい経験ができた。火山の過去の噴火の歴史が分かることでこれからの噴火の予測と防災につながるのでそこにつなげていきたい」
卒業生(宮城県出身)「みんな人がよく楽しくて穏やかな4年間を過ごせた」
卒業生(宮城県出身)「食べ物がおいしかった。1番はひっぱりうどん」

こちらの二人は、大学で少林寺拳法部に所属。後輩たちもお祝いに駆け付けてくれました。

後輩からひと言「ご卒業おめでとうございます。社会人になってもがんばってください」

卒業生たちは、今後の飛躍を誓い社会へと羽ばたいていきます。

最終更新日:2025年3月25日 11:04
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