2回目の備蓄米入札実施 はえぬきなど7万トン対象 県内の小売店で販売されるのは4月上旬見通し
政府は26日、2回目となる備蓄米の入札を実施しました。はえぬきなど7万トンが対象です。こうした中JA全農山形は、県内の小売店で備蓄米が販売される時期は4月上旬になるとの見通しを示しました。
2回目の備蓄米の入札は初回で落札されなかったおよそ1万トンを含む県産の「はえぬき」や「あきたこまち」など7万トンが対象です。備蓄米の入札は3月10日に始まり、去年とおととしに収穫された備蓄米15万トンが入札の対象となりました。その結果、「JA全農」が全体の9割を超える13万トンあまりを落札しました。
JA全農は1回目に落札した備蓄米について全国のスーパーなどの小売店に並ぶのは4月以降になるとしています。JA全農山形は26日、報道機関に対し、県内の小売店で最初に備蓄米が販売される時期は全国と同じく4月上旬になるとの見通しを示しました。
JA全農山形営農企画部 池田浩之部長「入札・販売に関しては基本的にはJA全農本所で一括してやっているので、他県が早くて山形が遅いということにはならないと思う。4月上旬にはということで全国的にも同じように答えている」
また説明によりますと、落札された備蓄米はJA全農の本所から各卸業者に流通するため、販売開始時期は店によって異なることがあるとしています。