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山形大生が庄内産の小麦を使い「生パスタ」と「餃子の皮」を商品開発 2店舗で販売へ

2025年3月5日 18:21
山形大生が庄内産の小麦を使い「生パスタ」と「餃子の皮」を商品開発 2店舗で販売へ

山形大学農学部は庄内地方で収穫した小麦を使った「生パスタ」と「餃子の皮」を新たに商品開発しました。3月7日から試験的に庄内地方の小売店で販売されます。

山形大学農学部が新たに商品開発したのは、庄内産の小麦「ゆきちから」を使った「生パスタ」と「餃子の皮」です。庄内産の小麦粉を「生パスタ」は60%、「餃子の皮」には100%使用しています。
山大農学部は庄内地方の農家と畜産業者、それに食品加工メーカーや小売店と連携し、食べ物の生産から販売までを地域内で一貫して行う組織作りを進めています。現在は、庄内地方で生産した「大豆」と「豚肉」、「小麦」を使って味噌や納豆、ウインナーなどの加工品を製造、地域の小売店で「山形大学庄内スマート・テロワール」のブランドで販売しています。
新商品の「生パスタ」と「餃子の皮」は鶴岡市の製麺会社「富樫製麺」の協力を得て商品化に成功しました。
「庄内スマート・テロワール」の取り組みで商品化されたのはこれで10品目です。プロジェクトを統括する山形大学農学部の浦川修司教授は「庄内地方が持つ『食』の可能性を引き出し、地域が主体となって持続的に生産・供給できる体制づくりを続けていく」と話しています。

山形大学農学部 浦川修司教授「こんなにたくさんおいしいものがある庄内という地域をみなさんもっと愛して、庄内でできたものをどんどん勧めていったらいいなと思います」

新製品は3月7日から鶴岡市の「主婦の店」の2店舗と酒田市の「ト一屋」の2店舗で販売されます。まずは1か月間、各店舗で週に5パックほど限定販売し売れ行きにあわせて販売数を増やす方針です。

最終更新日:2025年3月5日 18:21
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