耕作放棄地解消目指し販路拡大 月山高原の小麦「ゆきちから」を使った乾麺 郵便局で販売へ
鶴岡市の月山高原にある耕作放棄地で栽培している小麦「ゆきちから」からの作った乾麺が庄内一円の郵便局で2月20日から販売されることが決まりました。
鶴岡市羽黒町では地元の農家が「月山農地委員会」を結成し、月山高原の耕作放棄地を再生させて小麦「ゆきちから」を栽培しています。小麦畑の面積を増やして耕作放棄地を解消するために販路拡大を目指しています。
おととしから「月山の粉雪」というブランド名で小麦粉の販売を始め鶴岡市や酒田市などの飲食店で使用されています。「月山農地委員会」は新たに小麦粉を使った平打ちの乾麺を商品化し6日、日本郵便と連携して2月20日から庄内一円の郵便局で販売すると発表しました。
月山高原農地委員会 齋藤一志会長「山形の庄内で小麦作っていること自体知らないので取り扱いのみならず広報していただけるということで非常に助かります」
日本郵便 県西部地区連絡会 小林 正浩統括局長「耕作放棄地の農地再生という地域課題の解消に郵便局も間接的ではありますが関わらせていただける。非常に意味のあるありがたいことと考えています」
日本郵便はことし7月をめどに県内すべての郵便局での販売も検討しているとしていうことです。