この冬一番の寒気が流れ込んでいる影響で、山形県内は8日にかけて大雪に注意・警戒が必要です。また、庄内の海上では6日夜遅くにかけて大しけとなる見込みです。

山形地方気象台によりますと、強い冬型の気圧配置が続いている影響で、6日朝も県内各地で雪が降りました。酒田市役所前では雪を伴った強風が吹きつけていました。

県内は8日にかけて大雪となる所がある見込みです。7日午前6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、山沿い60センチ、平地は内陸で40センチ、庄内で30センチとなっています。

住民は「ことしはこれまで降らないのでこれで終わりかなぁと思っていた。重機があって除雪してもらっているが狭い所は自分でしないといけない。年齢は84歳です。（大変じゃないですか？）ずっとやっているんであんまり無理しなければなんとかやれる」

庄内の海上では6日夜遅くにかけて大しけとなる見込みです。6日に予想される最大瞬間風速は庄内の海上・陸上ともに30メートルとなっています。
また、6日に予想される波の高さは7メートルとなっています。

この大雪の影響で、庄内空港発着の羽田便は午後9時15分庄内着の最終便を除き、折り返し便も含めて9便の欠航が決まっています。
また、JRによりますと、山形新幹線は6日は通常通りの運行を予定していますが、大雪が見込まれるため、福島と新庄の間で遅れや運休が発生する可能性があるとしています。