山形県庄内地方の高校の吹奏楽部で活動する生徒たちにプロのオーケストラの演奏を直接体験してもらおうと、山形交響楽団のチケットが贈呈されました。

この取り組みは、庄内地方で自動車販売を展開する「スズキアリーナオオヤ」がことしの創業50周年を記念し、山形交響楽団の庄内定期演奏会の入場券50枚を庄内の高校の吹奏楽部から希望者を募り贈ったものです。
このうち、酒田市の酒田南高校では10日、贈呈式が行われ「スズキアリーナオオヤ」の大矢貴幸社長が斎藤法明校長に部員19人と顧問の先生のチケット合わせて20枚の目録を手渡しました。

酒田南高2年・徳田幸姫さん「本物の交響楽団の演奏を聞いてこれからの練習を励んでいきたい」

スズキアリーナオオヤ・大矢貴幸社長「吹奏楽部の皆さんが熱心に練習なさっているので、プロの演奏に触れることで刺激になったりより多くの人に元気や勇気を届けていただけたら」

このほか、酒田東、酒田光陵、鶴岡東の各高の吹奏楽部にも合わせて30枚のチケットが贈られました。山形交響楽団の庄内定期演奏会は3月1日に酒田市で開催されます。