鶴岡市で「寒鱈まつり」 日本海の旬の味を楽しむ 今後も山形県内でイベント続く
庄内地方の冬の味覚「寒だら汁」を楽しむイベントが19日、鶴岡市の中心商店街で開かれました。熱々の旬の味を求める大勢の来場者でにぎわいました。
寒鱈汁は日本海の荒波でもまれアブラがのった寒だらをぶつ切りにして味噌仕立てで丸ごと味わう庄内を代表する冬の味覚です。
「はい、いらっしませ寒鱈でお待ちのお客様」
鶴岡市の鶴岡銀座商店街ではいまが旬の寒鱈汁が楽しめる「日本海寒鱈まつり」が開かれました。
「はい、お待たせしました。 ありがとうございます」
会場では鮮魚店や飲食店10店がブースを設け、それぞれ自慢の味を提供しました。それぞれの店の前にはお目当ての一杯を求める人で長蛇の列ができました。
鶴岡銀座商店街振興組合によりますと19日は県内外からおよそ2万人が訪れ、口の中でホクホクと崩れる身や白子を味わいました。
「おいしい」「この季節にぴったりです。魚が柔らかくて食べやすい」
商店街の一角では庄内20か所の酒蔵とワイナリーの日本酒やワインを楽しめる「庄内酒まつり」が同時開催されました。来場者は熱々の寒ダラを肴にコメどころ庄内の地酒を堪能していました。
日本酒を楽しむ人「日本酒と寒鱈はめっちゃ合います。白子が合います昼間から最高ですね」
県内では庄内の冬の味覚・寒鱈汁を楽しむイベントが今後も続々と予定されています。1月26日に鶴岡市の「道の駅あつみ」で「しゃりん寒鱈まつり」と酒田市中心部で「酒田日本海寒鱈まつり」が。2月8日には山形市の霞城セントラルで「寒鱈まつりin山形」、翌9日には庄内町の「道の駅しょうない」で「かんだら うん米魚魚まつり!」がそれぞれ開催されます。