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山形県内全域にインフルエンザ警報発表 山形市と庄内保健所管内で患者数が前週の3倍に

2025年1月15日 17:59
山形県内全域にインフルエンザ警報発表 山形市と庄内保健所管内で患者数が前週の3倍に

山形県は15日、県内全域に今シーズン初となるインフルエンザ警報を発表しました。特に山形市と庄内では患者数が前の週の3倍以上に増え感染が急拡大しています。

県衛生研究所のまとめによりますと12日までの1週間で、県内42の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は1370人でした。年末年始による休診の影響はあるものの、前の週に比べ2倍以上に増えています。1定点当たりの患者数は県内全域で32・62人となり、警報の基準となる30人を超えたことから、県は今シーズン初めてインフルエンザ警報を発表しました。警報の発表は昨シーズンに続き、2期連続です。
保健所別では最上が37.75人、村山が34・1人で前の週より減少したものの高い水準が続いています。また、山形市が34人、置賜が34・14人、庄内が27・75人でいずれも前の週に比べ増加し、特に山形市と庄内は3倍以上増えています。いずれも前の週から減少しています。インフルエンザは1日から4日間の潜伏期間を経て、突然の高熱、のどの痛みなどを発症します。県はマスクの着用や換気、手指の消毒を行うなど感染対策を心がけるよう呼びかけています。

最終更新日:2025年1月15日 21:00
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