ブランドズワイガニ「庄内北前ガニ」の割合が現在20%増 豊漁期待
鶴岡市鼠ヶ関で22日、ブランドズワイガニ「庄内北前ガニ」が出荷基準を満たしているか確認する目揃え会が開かれました。
庄内沖で取れた生きのいいズワイガニ。その中でも基準を満たした品質の良いカニは5年前から「庄内北前ガニ」のブランドで出荷されています。出荷時に生きているオスで重さが700グラム以上など6つの基準を満たすことが庄内北前ガニの条件です。
鶴岡市の港町・鼠ヶ関に漁協関係者や漁師らがずらりと並んだカニを囲んで「庄内北前ガニ」の出荷基準を確認しました。
目揃え会「傷、爪の折れ、まったくありません。ばっちりです。中身もしっかり入っているし、固い感じになっていると思う」
県内では10月解禁されたズワイガニ漁。これまでの水揚げでは「庄内北前ガニ」の基準を満たすカニは去年より20%増えていて豊漁が期待されるということです。
県庄内総合支庁水産振興課 工藤 創さん「年末に向けて忘年会に向けて値段がどんどん上がってくると思いますので漁師も気合を入れて冬の荒波を越えてカニを獲りに行くと思います。ここ2、3年、豊漁というか資源量が多い状態で続いていますし、ことしも引き続き豊漁の予想でいまのところまずまずの量が獲れていると感じている」
今シーズンのズワイガニ漁は来年1月末まで続き、庄内から県内外に出荷されます。