【速報】インフルエンザ感染者数 前週の約2.24倍 1医療機関あたり42.66人 「警報」レベルは36都道府県に
先週一週間の全国のインフルエンザの感染者数が、前の週の2倍以上に急増しました。「警報」レベルに達した都道府県は36に上ります。
厚生労働省によりますと、今月16日から22日までの1週間に、全国の定点医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は1医療機関あたり42.66人で、前の週のおよそ2.24倍に増加しました。
去年の同じ時期と比べても2倍近い人数です。
都道府県別でみると、流行の「警報」レベルである30人を超えたのは、36都道府県にのぼり、大分県では、80人を超えています。
また、この週に学級閉鎖になった学校や幼稚園などは全国で5800施設に上りました。
厚労省は、「年末年始の連休中に、さらなる感染拡大が予想される。手洗いやうがいなどの感染対策に力をいれてほしい」としています。