「空飛ぶ宝石」カワセミ 山形市中心部の霞城公園のお堀でも目撃 「そっと観察を」
清流など水がきれいな場所に生息するというカワセミが、山形市のある場所で、目撃されました。
28日にYBCスタッフが撮影した写真です。どんどん拡大していくとー。分かりますでしょうか?カワセミです。
去年撮影された映像では、カワセミが小魚を捕食しています。どちらも撮影された場所は、山形市の霞城公園です。
映像を撮影したのは、山形市の丹野浩之さん。丹野さんは自然や生き物を撮影するのが趣味で、去年初めて公園のお堀でカワセミの撮影に成功しました。
丹野浩之さん「最初は鳥の生態を知らず、水のきれいなところにカワセミを探しに行っていた。『環境が良すぎるといない』と教えてもらって、霞城公園を見ていたら『いるじゃない!』と」
背中がコバルトブルーに輝くその姿から「空飛ぶ宝石」とも例えられるカワセミ。清流など水がきれいな場所に生息しているイメージがありますが、県立博物館によりますと、えさとなる小魚がいれば、住宅地の水路などにも生息しているといいます。霞城公園のお堀では、10年以上前から目撃されているということです。
丹野さんによりますと公園では1年を通じてカワセミが見られるといい、多い時には2羽同時に羽を休めていることもあったということです。
丹野さん「撮影するために30回以上行っているがそのうち8割は見れている。近づけば近づくほど逃げるのでなるべく遠くからそっと観察するのがいい」
霞城公園を散歩がてら、お堀沿いのカワセミを探してみるというのもいいかもしれません。